戦争の始まりと終り(近現代戦史概観)

前書き-戦争の始まりと終り(近現代戦史概観)

 平和や安全保障の問題は、実験で確認しながら結論を得ることは出来ませんが、頭の中で仮定の理論をこねまわしても、良好な判断は得られません。

しかし、歴史的事例を調べ類形を探って、考えることにより、統計的手法を用いたと同様の確からしさを得ることは期待できます。

 私は、かつて海上自衛隊幹部学校で、戦史についての考え方を学生に話して、多少なりとも先を見る努力をするように、事例研究を勧めてきました。

 その一助にと、多少の研究資料を作成配布したこともあります。
その一つ「戦争の始まりと終り(現代戦史概観)」を、プロの歴史家の目には笑止な内容であると承知の上で、提示したいと思いますので、気が向く方は通読して頂けたら嬉しく存じます。

四街道市自衛隊父兄会顧問(元自衛隊幹部学校戦史教官) 大野淳一
※1991年頃に作成された原文を一部訂正して掲載しています。

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