自衛隊を知らない人たちについて

かつて、国際法上不可能な非武装中立を主張し、軍事に関わることは見境なく否定して批判する事が進歩的な平和主義者と考えられた時代がありました。

社会主義を理想とし自虐的な歴史認識を持ち「反日感情の強い日本人」が進歩的文化人として胸を張っていて、転入する自衛官の子弟が一生に一度の小中学校の入学式から締め出される事例が沖縄で生起すると、革新政党に支援された東京都の立川市長直ちに追随し、一部の地域に拡大しかけたこともありました。

しかし、御巣鷹山航空機墜落事故、雲仙普賢岳噴火及び阪神大震災等に置ける自衛隊の活躍やイラク湾岸戦争の機雷掃海やカンボジアへの国際貢献の自衛隊の活躍を身近に見て、国民の視線は大きく変わりました。

昭和の時代が終わるころ、世界の社会主義国が軒並み崩壊して、日本の歴史や伝統文化を嫌い、自衛隊や軍事を目の敵にしていた進歩的文化人と呼ばれていた人たちも力を失いました。

しかし、戦後40年の間に精神的なものを軽んじ、国や社会を否定的に見て、物やお金で世の中の価値や人間の格の上下を判断し、利己主義と「個人を尊重する個人主義」を履き違える考え方を植え付けられた人が巷に溢れている状態は、変わっていません。

自衛隊や国の安全保障についても、底意地の悪い見当違いの考えの人たちが今もいます。

父兄会会員の視点から、こういう人達にどう接して、自衛隊を理解してもらえればよいか、考え方を次回に述べてみたいと思います。

自衛隊を知らない人達について 12345
| メインページ |

コメントを残す

このページの先頭へ