自衛隊を知らない人達について(4)

2 世間の無理解への対応  10年余り前の2月初めのある全国紙に、当時55歳の女性の「嫌悪感を持った自衛隊パンフ」と言う投書が掲載されました。  その概要は「(前略)…自衛隊は軍隊と私は解釈している。軍隊は戦うためにある・・・

自衛隊を知らない人達について(3)

「いわれのない中傷や誤解から隊員を守ること」「世間の無理解への対応」および「隊員の苦労を世間に知らせること」について、以下に私見を述べてみます。 1いわれのない中傷や誤解から隊員を守ること  もう20年も前の真夏の夜、日・・・

軍事問題や国際政治に正しい知識や判断を持てない人達

日本では戦後約30年を経た昭和50年代になると世代交代や社会主義諸国の経済的停滞が目立ちはじめ、進歩的文化人の社会主義礼讃や自虐的歴史観や自国の文化や伝統をなじる姿やこれに同調する政党に対する批判がメディアの中に育ちはじ・・・

自衛隊を知らない人たちについて

かつて、国際法上不可能な非武装中立を主張し、軍事に関わることは見境なく否定して批判する事が進歩的な平和主義者と考えられた時代がありました。 社会主義を理想とし自虐的な歴史認識を持ち「反日感情の強い日本人」が進歩的文化人と・・・

国際法と自衛隊-戦後50年の自衛隊と世論(5)

4 国際法と自衛隊 国会の議論で、当時の内閣法制局が野党から戦時における正当防衛の事例提示を求められ、「日本海海戦で東郷艦隊が損害の出ないうちに反撃の砲戦を始めたのは正当防衛ではなかった」と答えました。 海軍主計大尉だっ・・・

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