中国の態度は昔からの日常的な喧嘩や議論と同様

中国と韓国が対日外交で、自国の主張を外国の外交当局やマスメディアに送り、宣伝戦を行っていますが、日本も自国の主張の正当性を綿密な資料と証拠を示して、国際社会にアピールする必要があります。

特に中国は歴代王朝の中でも海洋進出に熱心だった明王朝(1368~1644)の時代に遡って東シナ海や南シナ海の島嶼に領有権を主張しており、反日デモの中に「琉球を回復しろ!」という主張が見られたことを見逃してはいけません。
「沖縄県も本来は中国領」という主張をいみしているからです。

1938年10月から1945年2月初めまで、私が河北省や山西省で過ごした当時見た中国人の喧嘩のしかたや利害の絡む問題の議論や主張のしかたについての思い出に拠り、中国の現在の言動に関して考えてみたいと思います。

喧嘩について夫婦喧嘩を例にとると、日本人は、みっともないことを気にしますが、中国人はてんでに家の外に飛び出し、隣近所に互いに自分の正当性と相手の不当を訴えてわめき、恥じらいがありません。

他人同士でも市街地の路上で大口論を行います。私は学校帰りに友人と、大勢の野次馬の中で夕方まで喧嘩を見物していて母親に叱られたことがあります。利害の絡む議論に、嘘や詭弁を混じえることを恥じたり、躊躇したりしません。反論に論理性は不要で、その時々の相手の発言に言い返せればよく、一瞬前の発言と矛盾する言葉を当然のように用い、力の行使は相手の強さに応じて使い分けます。

現在の中国の態度は昔からの日常的な喧嘩や議論と同様で、今後も執拗につづくと思いますが、忍耐強く反論し譲らないことです。

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